2011.07.12
AKQA稲本さんの「製品とコミュニケーションの統合」
先日、某業務のために、AKQAチーフクリエイティブオフィサー稲本零さんと話をする機会があったが、今までの広告会社・デジタルエージェンシーは、「マスとインタラクティブ」の統合の話をすることが多かったが、実は必要なのは、「製品とコミュニケーションの統合」。Apple, Google, Facebook, Nikeなどの製品に見られるのは、そのような純粋な製品のまわりの機能の重要さですよね。非常に意味ある話を聞けました。
超多忙な方だと思うのですが、Twitterでよくつぶやいているようです。よろしければフォローを。
July 12, 2011 in Industry | Permalink | Comments (0)
2011.01.14
シンプルな広告テクノロジーカオスマップ
M&A専門会社Gridley & Companyによるカオスマップ。Lumaのものよりずっとシンプル。
January 14, 2011 in Industry | Permalink | Comments (0) | TrackBack
2010.08.05
マーケティングマネージャーを首にして、コミュニティマネージャーを雇え
Edelman DigitalのSVP、David Amano氏がハーバード・ビジネス・レビューに寄稿し、マーケティングマネージャーを首にするというのは言いすぎだが彼らはコミュニティに対応した経験がなく、企業にとってコミュニティ・マネージャーを雇うか契約する必要があると書いている。コミュニティ・マネージャーの枠割は、Facebook、Twitter、BBS、企業内ネットなど含めたオンラインコミュニティでコメントなどを確認し、参加し、他の人たちと関係を作ることだという。
ソース:HBR:Fire Your Marketing Manager and Hire A Community Manager
August 5, 2010 in Industry | Permalink | Comments (0) | TrackBack
2010.07.07
デジタルメディアシフトは予想したより従来型メディアのビジネスに悪影響を
PriceWaterhouseCoopersが行った調査によると、2009年の従来型メディア分野での収益の落ちは、予想よりかなり悪かったことがわかった。屋外メディアは-7%の予測に対して実際は-13%、ラジオは-7%に対して-9%、新聞は-10%に対して-13%。消費者向け雑誌が-9%に対して-11%となっている。
ソース:Marketing Charts:Digital Migration Hurts Traditional Media Revenues More than Expected
July 7, 2010 in Industry | Permalink | Comments (0) | TrackBack
2010.07.06
[今日のおまけ]2137年のニュース
Future: News From The Year 2137 Trailer
未来のニュースは、衛星からの映像を使い、文字スキャンシステムなども用いて・・・。という映像をコメディニュースチャンネルOnion News Networkが作っている。
July 6, 2010 in Industry | Permalink | Comments (0) | TrackBack
2010.07.04
Fallon、Cadillacの業務を取るためにChryslerを止める
欧米では広告会社の一業種一社制が徹底しているが、Publicis系のクリエイティブエージェンシーFallonは2億7000万ドルのGM Cadillacの業務を手にするために、12月から担当してきたChryslerの業務を止めることにした。Cadillacは、これまで5ヶ月、Publicis関連会社のBBHが担当していた。
ソース:AdAge:Fallon Dumps Chrysler to Take on Cadillac Account
July 4, 2010 in Industry | Permalink | Comments (0) | TrackBack
2010.07.01
Alex Bogusky氏、MDC/CPBを去る
Crispin Poerter + Bogusky(彼の名前も入っている)のチーフクリエイティブオフィサーから5ヶ月前にCPBの持ち株会社MDC PartnersのChief Creative InsurgentになったAlex Bogusky氏だが、MDC/CPBを去ることにしたという。Bogusky氏は以前からアメリカでの食事の量の多さの問題についての本を出版したCPBのクライアントBurger KingやDominoとの関係に影響を与えたりしており、MDC PartnerのCEOにクライアントから電話がかかり、彼の発言についての問題などを指摘してきたことが理由のようだ。
ソース:Fast Company: Alex Bogusky, Advertising's Elvis, Tells Fast Company Why He Quit MDC and the Ad Biz
July 1, 2010 in Industry | Permalink | Comments (0) | TrackBack
2010.06.28
TBWA、Ogilvy、Y&RはCDOを採用せず
先日も「2人の広告人のキャリア転換」というポストでY&Rのチーフデジタルオフィサー(CDO)が辞めたことを伝えたが、TBWA、Ogilvy & Matherでも同様にCDOが辞め、これら3社のCEOたちは次を採用する予定はないとしている。TBWAのCEO、Tom Carroll氏は、「デジタルは全か無かというようなものではない。我々のスタッフはBartabian Group、AKQA、R/GAがやっていることに日々近づいている。それで十分だ」と答えている。
ソース:Adweek: New Strategies Replace Solo Acts
June 28, 2010 in Industry | Permalink | Comments (0) | TrackBack
2010.06.26
ソーシャルメディアは2012年で終わりか
Google TrendでWeb2.0、Social Mediaなどのキーワードの分析を行ったSocialFreshというブログの著者は、2012年ぐらいにソーシャルメディアというキーワードがピークを迎える可能性について解説している。ニューメディア、Web2.0などを経て、ソーシャルメディアはWebの第3世代と考えているらしいが、2015年に新たなトレンドが来る可能性があるし、またソーシャルメディアは今まで以上の可能性もあると、結論を先送りしているようだ。
ソース:SocialFresh: Social Media is the 3rd Era of the Web
June 26, 2010 in Industry | Permalink | Comments (0) | TrackBack
2010.06.16
2人の広告人のキャリア転換
たまたまなのだろうが、Adweekで2人が広告会社を辞める記事が続けてでおり、一人はY&RのチーフデジタルオフィサーTarik Sedky氏(左)でCSR業務を担当するエージェンシーMother Nature & Partnersを設立させる予定で、もう一人はRazorfishのソーシャルストラテジストのShiv Singh氏でPepsiCoに移りデジタルマーケティングディレクターとなる。2人とも広告会社の中の新しい業務を開拓してきたようなので、どういういきさつがあったのか想像してしまうのだが・・・。
ソース:Adweek:Y&R's Digital Chief Exits to Launch Shop
Razorfish Loses Top Social Strategist
June 16, 2010 in Industry | Permalink | Comments (0) | TrackBack
2010.06.09
Magna:オンライン広告は2015年までに1000億ドル市場に
IPG傘下のメディアエージェンシーMagna Globalは世界の広告費予測を発表し、その中でオンライン広告は2010年に12.4%成長で610億ドル、2015年までに64%成長して1000億ドル市場になると予想した。広告費全体では2010年はひとけた成長であるが、地域としてはラテンアメリカ、中国、ロシアなどが成長地域として挙がっている。
ソース:MediaDailyNews:Magna Global: Online Ads To Top $100 Bil By 2015
June 9, 2010 in Industry | Permalink | Comments (0) | TrackBack
2010.06.03
第一四半期の米広告費は5.1%の伸び
メディア調査会社Kantar Mediaによると、2010年第一四半期(1-3月)の米広告費は5.1%増で、TVは10.5%増、印刷媒体はさらにマイナス成長であることが分かった。広告主のカテゴリーでは、自動車が18.6%の伸びでトップであったという。
ソース:MarketingCharts:Ad Spending Rises in Most Media
June 3, 2010 in Industry | Permalink | Comments (0) | TrackBack
米大手広告会社のチーフクリエイティブオフィサー職がうまっていない
WPP傘下のJWT、Ogilvy & Mather、Havas傘下のEuro RSCG、IPG傘下のDraftFCBなどでの年収100万ドルと言われる、チーフクリエイティブオフィサー職が埋まっていないという。広告業界の不況で採用に対して厳しい見方をしていた広告会社が多いことも理由の一つだが、デジタル化が進みGoogleやAppleなどが参入してきており、クリエイティブの意味が大きく変わっている中で採用が難しくなっているのが、主な理由のようだ。
ソース:WSJ: Help Wanted: Creative Types
June 3, 2010 in Industry | Permalink | Comments (0) | TrackBack
雑誌社Hearst、デジタルエージェンシーiCrossingを3億2500万ドルで買収
前々から噂のあった、雑誌社Hearstによる、デジタルエージェンシーiCrossingの買収が完了したようだ。WPP、電通、Aegisなども買収交渉していたと伝えられている。
ソース:Brand Republic: Hearst to pay $325m for iCrossing
June 3, 2010 in Industry | Permalink | Comments (0) | TrackBack
2010.06.02
Publicis CDO David Kenny氏、Publicisを去る
DigitasのCEOとしてPublicis Groupeに買収され、その後、Publicis Groupのチーフ・デジタル・オフィサー役、傘下Vivakiのマネージング・ディレクターを務め、Publicisのデジタル化戦略を推し進めてきたDavid Kenny氏がPublicisを去ることに決めたという。この後のポジションとしてはCEOしか残っておらず、パリに移住しなければならないがそれを望まないのことが理由としており、今後はエージェンシーではなく、メディア、テクノロジー、投信分野を検討しているという。
ソース:Adweek:David Kenny to Leave Publicis Groupe
June 2, 2010 in Industry | Permalink | Comments (0) | TrackBack
1949-2009年、米広告費シェアトレンド
60年間にわたる米国でのメディア別広告費のシェアを示した図。新聞はずっとシェアを落とし続けており、TV&ケーブルは伸びつつけていることが分かり、ネットは10年で5%のシェアまで上げたということか。
ソース:A VC:Ad Spend Trends
June 2, 2010 in Industry | Permalink | Comments (0) | TrackBack
2010.02.18
TwitterでJetBlue広告担当者を見つけられるかがまず広告会社へのテスト
米航空会社JetBlueは広告会社の選考を行っているが、同社のマーケティングVP、Martsy St. George氏は広告会社のデジタル能力を測るためには、まず自分をTwitter上で見つけれるかが第一歩だと自らのTwitterアカウントで述べている。AdAge誌に記事が出てしまっては、このテストも意味がないような気もするが。
ソース:AdAge: JetBlue Marketer to Agencies: Find Me on Twitter
February 18, 2010 in Industry | Permalink | Comments (0) | TrackBack
2015年メディア消費シナリオ予測
Unilever, Mindshare、ESPNが2015年のメディア消費についての新しい調査「Media 2015: The Future of Media」を公開し、4つのシナリオを予測しているようだ。その4つとは
- たくさんのTwitterスタイル消費:常につながっているが、アテンションが細分化する
- Myポータルスタイル消費:フィルターを利用した自分ごとコンテンツ消費
- メディア・ビュッフェ:ビュッフェスタイルで、様々なデバイスを介して、様々なメディアをつまみ食いする状態
- 従来型スタイルのニューメディア:4つのシナリオの中では最も受動的で、いくつかの信頼するメディアから情報を受ける
ソース:Promo: Consumer Media Consumption will Splinter by 2015: Report
February 18, 2010 in Industry | Permalink | Comments (0) | TrackBack
2010.02.10
広告会社の変革は壁を崩すことから:Grey Group
1917年設立で、45年間同じオフィスを使っていたGrey Groupが、今まで26階に1200人の社員が別れ個別のオフィスを使うスタイルから、6階だけのオープンスタイルのオフィスへ引っ越しをする。同社グループのGrey New YorkのチーフクリエイティブオフィサーTor Myhren氏は、「Greyは、とてものろく、素早くないという広告会社の象徴のような会社だった。今はオープンでコラボレーションを中心とした素早い環境に変わり、このスペースはデジタルの世界で起こっていることを反映させたものだ」と語っている。
ソース:NYTimes: Changing a Culture by Removing Walls
February 10, 2010 in Industry | Permalink | Comments (0) | TrackBack
2010.01.18
マーケティングを変革した10の出来事
1910年に45社によってデトロイトで米広告主協会(ANA)が設立され100年が経つが、その100年の間にマーケティングは10の出来事をAdAgeでまとめている。これから10回シリーズでさらに細かく解説していくらしい。
ソース:AdAge:10 Events That Transformed Marketing
January 18, 2010 in Industry | Permalink | Comments (0) | TrackBack
Kraftカナダ、社長を同性カップルの家庭へ
かなり前からマーケティングに文化人類学・社会学的な視点をもたらすことの重要性は語られているが、Kraft Canadaは幹部を同性カップルの家庭、それもキッチンに送り込み、ライフスタイルや商品の使い方の様子などを学んでいるという。社長Dino Bianco氏は、2人の女性が養子の娘を育てているその家族形態にはそれほど驚きはなかったが、家にKraft商品を全く持たない0.8%の家庭の一つに出会い、目からうろこが落ちるようだと語っている。
ソース:The Star: Kraft goes inside the kitchen of the Canadian family
January 18, 2010 in Industry | Permalink | Comments (0) | TrackBack
広告会社がクライアントの株式ファンドを公開
広告会社Kirshenbaum Bond Senecal Partnersは、BMW、Capital Oneなど同社のクライアントの中で株式が公開されている18社のものを含めてK.B.S.&P Client Stock Indexを明日から開始し、同社の幹部はクライアント各社の株を300づつ持つという。さらに、同社の300人の社員はこのファンドのパフォーマンスに連動した報酬がインセンティブとして与えられるという。
ソース:NYTimes:Agency Creates a Fund of Its Clients’ Stocks
January 18, 2010 in Industry | Permalink | Comments (0) | TrackBack
2010.01.13
Googleの対中国戦略は問題ない?
昨日発表のあったGoogleの対中国戦略の変更は、直近では6億ドルの売上と長期的には100億ドルのビジネスを失うと考えられているが、The Business InsidersはGoogleが非常に賢明な決定をしたという説を展開している。2-3年前にGoogleが中国進出をしたときは、中国政府の意向に従い検索結果の検閲を行うことから始め、批判もされてきたが、今では中国の15-20%の検索市場を得ており、中国政府も何らかの歩み寄りを見せなければならない状況になっているから、という。
ソース:The Business Insider:Google Has Played The China Situation Brilliantly
January 13, 2010 in Industry | Permalink | Comments (0) | TrackBack
Google、元Enfatico CEO Boone氏を抜擢
Digitas Boston のプレジデント、WPP傘下のエージェンシーEnfaticoのCEOなどを経験したTorrence Boone氏は、Googleの北米エージェンシーリレーションのマネージングディレクターとして抜擢された。Googleが広告会社との関係を強化し、Googleの様々なツールやサービスを使ったキャンペーンを行えるようにサポートをすることが目的のポジションであるが、Google側では「広告会社と彼らのクライアントの価値を提供し、彼らの最も重要なニーズに対応する製品を開発する」ことも目的であるという。
ソース:Adweek: Google Adds Ex-Enfatico CEO Boone
January 13, 2010 in Industry | Permalink | Comments (0) | TrackBack
2010.01.12
R/GA、初のチーフストラテジーオフィサーを雇い入れ
Interpublic Group傘下のインタラクティブエージェンシーR/GAは、JWTの戦略担当トップだったWilliam Charnock氏をチーフストラテジーオフィサーとして雇い入れた。同社のグローバル戦略を担当すると同時に、戦略・企画・調査部門のトップとして15人いるプランナーチームを今年終わりまでに倍増するという。
ソース:AdAge:R/GA Taps Charnock as First Chief Strategy Officer
January 12, 2010 in Industry | Permalink | Comments (0) | TrackBack
2010.01.11
Starbucksのソーシャルメディア成功の処方箋
The Next Webが70万のフォロワーを持ち、543万人のFacebookファンのいるStarbucksのソーシャルメディアの使い方をまとめている。Facebook、Twitterでユーザーの声をRetweetしたり、YouTubeチャンネルで消費者のビデオを受け入れたり、MyStarbucks Ideaで製品のアイデアを集め、それがどのように使われるかをIdeas in Actionというブログでフィードバックしている。
ソース:The Next Web:http://blogs.starbucks.com/blogs/Customer/default.aspx
January 11, 2010 in Industry | Permalink | Comments (0) | TrackBack
2010.01.06
WPPメディアエージェンシー部門GroupM、北米CEOはデジタル出身
トップ広告コングロマリットWPP傘下のメディアエージェンシーホールディング会社GroupMは、北米地域のCEOとして同社インタラクティブ部門のGroupM InteractionのトップRob Norman氏が抜擢された。同氏は、2001年にGroupMに加わった後、メディアエージェンシー英Mediaedge:ciaの会長やMEC Interactionの立ち上げ役などを務めてきた。
ソース:ClickZ:GroupM's Rob Norman Ascends to North America CEO
January 6, 2010 in Industry | Permalink | Comments (0) | TrackBack
マーケティングの基本を一単語で言うと「FOCVS」
11冊のマーケティング本の著者でもあり、マーケティングコンサルタントのAl Ries氏が、マーケティングの基本は5つの言葉の頭文字をとって「FOCVS」であるという。その頭文字は
- F=First そのカテゴリーで第一のブランド
- O=Opposite カテゴリーで第一ブランドになれなければ、その逆に。
- C=Category Dominance そのカテゴリーの優位ブランドに
- V=Visual Hammer コンセプトのビジュアル化が重要
- S=Second Brands 市場を拡げるなら第2のブランドで
ソース:AdAge: The Principles of Marketing Can Be Summarized in One Word
January 6, 2010 in Industry | Permalink | Comments (0) | TrackBack
2010.01.04
iCrossing、Hearst Corpからの買収提案の後に身売りの準備
独立系検索マーケティングエージェンシーiCrossingは、出版社Heast Corpから買収提案を受けたが、その展示条件が低すぎると判断し、代わりに身売りをするためにBank of Americaをアドバイザーとして雇ったという。WPP、電通、Aegis Group傘下のAegis Mediaなどが候補に挙がっているようだが、条件次第では独立であり続ける可能性もある。
ソース:WSJ: Digital-Ad Firm iCrossing Draws Interest as M&A Activity Heats Up
January 4, 2010 in Industry | Permalink | Comments (0) | TrackBack
2009.12.24
Mountain Dew、新製品リリースは広告会社ではなく制作会社と
飲料ブランドMountain Dewは、新フレーバーの製品のリリースに際して「Dewmocracy」という一般の人たちにCMを作ってもらうキャンペーンを始めたが、200以上が集まったが、その中からの提案でアニメーション会社や制作会社など6つのグループが「Flavor Nations」という名のキャンペーンをこれから仕切っていくという。Pepsi社でも参加のSobeブランドで広告会社を使わず、Firstbornという制作会社に業務を委託している。
ソース:AdAge:Mtn Dew Goes Outside Agency Box to Handle New Flavors
December 24, 2009 in Industry | Permalink | Comments (0) | TrackBack
2009.12.23
ベスト・ワースト エージェンシーホリデーカード
AdFreakにベスト・ワーストのエージェンシーホリデーカードがリストされている。ベストのものでは、AKQAがTwitterから「新年の抱負」を集めてきて「蛍の光」とともに流す「Resotweetion(抱負の意味のResolutionとTweetのもじり)」したり、Goodby, Silverstain & PartnersのトップJeff Goodby氏がラップで業界新人たちと戦うというビデオも。
ソース:AdFreak: 2009's best and worst agency holiday cards
December 23, 2009 in Industry | Permalink | Comments (0) | TrackBack
Aegis、Havas、米屋外広告のプランニング・購買サービスを統合
業界第6位と第7位のコングロマリットであるAegis GroupとHavas傘下のデジタルサイネージも含めた屋外広告担当のPosterscopeとChrysailisは、プランニングと購買ツールなどを統合することを発表した。すでにイギリスでは同じような提携は行われており、その形をアメリカ市場にももたらした形だ。
ソース:AdAge:Havas, Aegis Merge Out-of-Home Planning and Buying Units
December 23, 2009 in Industry | Permalink | Comments (0) | TrackBack
2009.11.12
IAB、Bain、オンライン媒体ブランド確立のためのアクションプランを公開
P&G、Karft、Pepsiといったブランディングを中心とした広告主に対してオンラインメディア会社は広告販売をどのように行ってよいのか分からず、これらの広告主のオンラインでのブランド構築の方法を提供できていないため、オンライン広告のシェアが低いと、IAB、Bain& Coの公開した調査が示した。その上で、アクションプランとして、ディスプレー広告のクリエイティブの向上、ブランド指標の導入、ターゲティングオプションの高度化、営業部隊に業種別専門家の用意、購買プロセスの簡便化、などが挙げられている。
ソース:AdAge:IAB, Bain Create 'Action Plan' For Digital Media Sellers
November 12, 2009 in Industry | Permalink | Comments (0) | TrackBack
2009.11.09
[ad:tech NY2009]基調講演WPP Martin Sorrell「WPPの成長は新興市場、デジタル、データから」
ad:tech NY2009から帰ってきたところですが、今や世界での売上トップの広告コングロマリットのWPPのCEO、Martin Sorrell氏が初日に基調講演「Sir Martin Sorrell, WPP: 2010?What's Coming Down the Line?」を行ったので、その内容について簡単に報告しましょう。上記のAd:tech Blogからのビデオでは、企業のトップからや、海外支社や買収先、R&Dなどの部署同士など社内のコミュニケーションを円滑にするツールとして、デジタルテクノロジーを手にしたという話をしています。この話に加えて、WPPの成長分野について3つのエリアと、WPPの将来的な姿の話があったので簡単にまとめておきましょう。
これから5年のWPPの成長は1)新興市場、2)ニューメディア、デジタル、3)データインテリジェンスから来るし、それらを投資分野として見ている。
1)新興市場:
説明の必要もないだろう。ブラジルをはじめとするラテンアメリカ、インドや中国などアジア、その先のアフリカ市場を見ていかなければならない。ヨーロッパの国々や米国の成長率は知れている。
2)ニューメディア、デジタル:
ニューメディアの重要性は企業内コミュニケーションも含めて、重要になっているし、ニューメディアと従来型メディアの接触率に比べて、広告費はニューメディアに追い付いていない。だがゆっくりなり変化は起こっている。
3)データインテリジェンス:
調査会社TNS Media Intelligenceの買収などで、WPPは世界4位のデータインテリジェンス会社になっている。ニューメディアとデータインテリジェンスで、マーケティングは量的なものになっている。WPPは、今まであった広告会社の中で、最もテクノロジー投資を行う会社になる。テクノロジーは我々の業務の中心的なものになっている。そして、クリエイティビティの定義が変わって、もっと大きな意味合いでのクリエイティビティが必要とされている。
さらに、質疑の中で、従来型メディアのモデルでは、今のOne-to-Oneモデルに対応できておらず、従来型メディア会社の統合は避けられないという見方を示したり、また広告会社がますますコンテンツ制作を行っていき、編集と広告の境界があいまいになっていくことをなどが語られました。
世界トップの広告コングロマリットのトップが、壇上でパワーポイントを使って自社のプロモーション的なプレゼンをするのではなく、このビデオに見られるように、聴衆と同じレベルに立ち自分の意見や質問に対して応答している様子は、ソーシャルメディアが普及していきメディアやマーケティング、広告環境の多大な変化を象徴しているのではないかと感じさせました。
November 9, 2009 in Industry | Permalink | Comments (0) | TrackBack
2009.10.22
Morgan Stanleyアナリストの8つのネットキーテーマ。日本のモバイル業界も参考に
何度かこのプレゼンを見たことがあるが、非常に勉強になるMorgan Stanley、Mary Meeker氏のネットトレンドレポート。Web2.0 Summitで提示されたものでは8つのキーテーマとして下記が挙げられる。
- モバイルインターネット利用は思っていたより大きい
- 直近ではAppleのモバイルシェアの伸びが驚くほどに
- 次世代プラットフォームがコミュニケーションとコマースを変える
- 日本のモバイルとPCのネットが、モバイルの成長と収益化のロードマップに
- 3G。地域によってトレンドが違う
- 欧米の通信会社はネットワーク需要が高まる。ただ、経済性は疑問。
- 政府は進化の助けにもなり、モバイルネットの進化を遅らせることもある
- モバイルへのシフトが株主の資産を作ることもあり、潰すこともあり
ソース:Random Culture:Mary Meeker's Trends 2009
October 22, 2009 in Industry | Permalink | Comments (1) | TrackBack
成功の測り方
King Fish Mediaが230の米企業のマーケティングプログラムの成功を測っている状況を調査した結果「2009 Survey on Marketing, Media and Measurement」が発表され、3/4程度の会社が成功のガイドラインを持っており、半数がそのような指標がマーケティング予算を確保するために必要であることが分かった。指標として高いものは、新規顧客の獲得が77%、潜在顧客の獲得が73%、売上の増加が67%、既存顧客からの売上増加42%、などとなっている。
ソース:eMarketer:How Do You Measure Success?
October 22, 2009 in Industry | Permalink | Comments (0) | TrackBack
2009.10.20
広告コングロマリットCEO、業界団体がMicroHooの早期承認を政府へ依頼
4大広告コングロマリットWPP、Interpublic、Ominicom、PublicisのCEOと米広告業協会(AAAA)のCEOは、MicrosoftとYahoo!の検索広告提携の早期承認を求める書面を、米司法省へ提出した。70%の検索広告シェアを持つGoogleに対する共創ができることで、広告主や広告会社、媒体社、消費者によい環境が生まれる、という内容ものであるという。
ソース:AdAge:Advertising CEOs Urge Quick Approval of Yahoo-Microsoft Search Pact
October 20, 2009 in Industry | Permalink | Comments (0) | TrackBack
2009.10.16
2009年後半、2010年の米広告価格予測
メディア広告プランニング、購買担当者を対象に2009年後半、2010年の広告価格の予想を尋ねた調査「Advertising Outlook 2H'09 and 2010」によると、過半数の担当者が、これからメディア全般において、広告価格を下げていくと答えた。ラジオ・屋外では90%が、新聞・雑誌では85%が下げると答えた。
ソース:eMarketer: Ad Pricing Down Across the Board
October 16, 2009 in Industry | Permalink | Comments (0) | TrackBack
YouTubeの通信コストはゼロ?
これが本当なら、2011年第一四半期ではなく既にYouTubeは黒字になっていると言うことになるのではと考えられるが、GoogleはDark Fiberと呼ばれる使われていない光通信ケーブルを買い上げ、自らのトラフィックを乗せた上で、残りを他のISPなどに販売しているからという。従来は、大きなISPから地域ISPへの販売が行われている形であったが、今ではトップ30のWebサイトが30%のネットトラフィックを、そしてGoogleは6%のネットトラフィックを持っているが、それらの会社が自社でネットワークを構築し、また他の会社に販売しているため、今では誰が誰に対して通信サービスを販売しているのかがよくわからず、秘密裏の交渉によって様々な形で行われているのが現状であるという。
ソース:Wired:YouTube’s Bandwidth Bill Is Zero. Welcome to the New Net
October 16, 2009 in Industry | Permalink | Comments (0) | TrackBack
2009.10.15
Forrester:新しいマーケティングの4Pは、Permission、Proximity、Perception、Participation
Forrester Researchが、デジタル時代の24/7で行われ、素早く反応していく新しいマーケティングの考え方を「Adaptive Brand Marketing (変化に順応するブランドマーケティング、の意味)」というレポートでまとめている。この中で、現在主流となっているマーケティングの考え方は、1930年代のP&Gが「Brand Man」というメモやAl RiesやJack Trountの本「Marketing Warfare」の中での主に軍隊の戦略になぞらえたブランド・マーケティング管理の考え方から来ているが、実際にはそれは消費者を理解するのことよりも販売やプロモーションチャネルとの関係づくりに重点が置かれてており時代にあっておらず、Adaptive Brand Marketingでは4つのPを、Permission(パーミッション・消費者からの許可)、Proximity(消費者との近さ)、Perception(消費者の一つの側面)、Participation(参加、共創)であるとしている。
ソース:Forrester:Adaptive Brand Marketing
October 15, 2009 in Industry | Permalink | Comments (0) | TrackBack
2009.10.13
大手コンテンツ企業は100年にわたって新しいメディアテクノロジーを恐れてきた
大手コンテンツ、メディア企業が新しいメディアテクノロジーを恐れるのは今始まったことではなく、100年にもわたって続いてきたこと、というポストをars technicaブログがあげている。蓄音機から始まり、コピー機、カセットテープ、VCR、MP3、DVRなどを恐れて来たが、それらのテクノロジーは新しい市場を作り上げている、とまとめている。
ソース:ars technica: 100 years of Big Content fearing technology?in its own words
October 13, 2009 in Industry | Permalink | Comments (0) | TrackBack
News Corp、Liberty MediaもNBCUに興味を
先日のケーブル会社ComcastがNBC Universalの51%の株式を取得する交渉に入っているというニュースがあったが、それにNews Corpを率いるRupert Murdoch氏、Liberty MediaのJohn Malone氏もNBCUに興味を持っているという。NBCUの80%の株式を持つGEは株主から売却する圧力を受けており様々な企業と話をしているという。
ソース:THR: News Corp., Liberty interested in NBC Uni
October 13, 2009 in Industry | Permalink | Comments (0) | TrackBack
2009.10.06
Forrester「インタラクティブ予算の確保の仕方」
弊社も広告主向けのコンサルティングや講演などは、社内でのインタラクティブマーケティングへの理解を助けたり予算配分などの課題を解決するサポートなどを行うことが多いが、Forrester Researchが広告主企業内のインタラクティブマーケティング担当者向けにどのようにインタラクティブ・デジタルマーケティング予算を確保・増加させるかに関してのレポート「How Interactive Marketers Can Secure Budget From Their CMOs」を公開した。他の部署からの邪魔にどう対処するかなども入っていたり、上図のようなチェックリストも用意されていて、CMOから予算の承認をどう取るかという形で書かれているが、How to部分は日本でも使えそうだ。
ソース:Forrester:How Interactive Marketers Can Secure Budget From Their CMOs
October 6, 2009 in Industry | Permalink | Comments (0) | TrackBack
2009.10.03
チーフクリエイティブディレクターの平均時給は964ドル
ご存知の通り、欧米での広告会社の報酬制度は、広告主にスタッフの時間に対するフィーを請求するケースがほとんどだが、米広告業協会(AAAA)が230社、130の職種を調べた2008年の平均の広告主への請求される時間フィーの調査を発表した。それによると、500人以上社員がいる広告会社のチーフクリエイティブディレクターは964ドル、アカウントプランニングのエグゼクティブディレクターでは601ドルと高く、50人以下の社員の広告会社ではすべての職種で300ドル以下であることが分かっているが、これらのフィーは広告主との交渉前のものであるという。
ソース:AdAge:Top New York Advertising Creatives Charge $750 per Hour
October 3, 2009 in Industry | Permalink | Comments (0) | TrackBack
2009.10.01
AOLの盛衰
2000年のTime Warnerに買収された時には、1610億ドルの価値がついていたAOLが、最新のJP Morganの評価では40億ドルとなっている。2009年GoogleがAOL株をAOLに渡した時よりも、さらに30%落ちたことになる。
ソース:Silicon Alley Insider:CHART OF THE DAY: The Rise And Fall Of AOL (TWX)
October 1, 2009 in Industry | Permalink | Comments (0) | TrackBack
GE、ケーブル会社Comcastと、NBCUの株式一部売却について交渉中
NBC Universalの親会社GEは、ケーブル会社Comcastへ、NBC Universalの51%の株式を60億ドルの企業価値にて売却する交渉をしていることが、確認されている。ここ数日、噂は流れており、Comcast側は否定していた。
ソース:Silicon Alley Insider:CONFIRMED: GE IS IN TALKS TO SELL OFF NBC (GE, CMCSA)
October 1, 2009 in Industry | Permalink | Comments (0) | TrackBack
2009.09.30
MySpaceにもう価値はないのか
5億8000万ドルでNews Corpが買収した時のMySpaceは、News Corpにとって非常に安い買い物で、それを決めたRupert Murdoch氏の先見性についての意見が飛び交ったが、昨年5-6億のみの売り上げで企業価値として5億から12億、あるいは新しい経営幹部が入ったことでそれ以上にすることができるかもしれないが、Infoseek、Excite、Lycosなどネットビジネスの歴史を見てみると、もうすでに価値がないのではという説をSilicon Alley Insiderが展開している。ネットビジネスは勝者がほとんどの市場を取る市場で、ポータル市場ではYahoo!が、検索ではGoogleが、ソーシャルネットワークではFacebookがその勝者の位置を取っているから、という論理だ。
ソース:Silicon Alley Insider:A Glance At Internet History Suggests MySpace Is Pretty Much Worthless (NWS)
September 30, 2009 in Industry | Permalink | Comments (2) | TrackBack
2009.09.26
メルセデス・ベンツ、イギリスでの広告予算の半分がデジタル
高級車ブランド、メルセデス・ベンツは、イギリスの消費者の行動の変化に合わせて、イギリスでの広告予算の半分をデジタルメディアに使っているという。ヨーロッパの他の地域では40%以下であるという。
ソース:Warc:Mercedes goes digital in UK
September 26, 2009 in Industry | Permalink | Comments (0) | TrackBack
2009.09.16
Adobe+OmnitureについてForresterアナリストの意見
昨日のAdobeによるOmnitureの買収についてForresterのアナリストJohn Lovett氏が4つのポイントを上げて解説している。
- インタラクティブメディアには必ずWeb解析が入ってくるものに
- CMS業界に新たな競争相手が
- 広告とサイト解析が同じ屋根の下に
- Adobeにとって安定した月極の収益が。
September 16, 2009 in Industry | Permalink | Comments (0) | TrackBack
WPPのデジタル売り上げは25%に
先日のRazorfishの買収でPublicisもデジタル売り上げが25%に達するという話が出ていたが、世界トップの広告コングロマリットWPPはデジタルとダイレクトマーケティング売り上げが25%で今年3月までの期の20%から大きくシェアが伸びているようだ。今年前半の利益は厳しいが、後半には回復すると同社では見ている。
ソース:ClickZ:WPP Says Digital Now Accounts for 25 Percent of Income
September 16, 2009 in Industry | Permalink | Comments (0) | TrackBack