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2019.02.14

次は業界のデジタルトランスフォーメーションを学ぶ。JIAA米国視察行います!

 ここ数年、業界ではDuopoly(2大プレーヤー市場独占)という言葉が広告・メディア企業に浸透し、Google、Facebookが業界に大きな影響を与えていますが、6年ほど前にAmazonがマーケティング・広告サービスを公開してから業界の状況が大きく変革しつつあります。今まで、エージェンシー・メディア企業に手に入らなかった購買データを利用し、在庫や販売価格を調整しながらマーケティング・広告施策を展開するエージェンシーが登場したり、メディア企業のデータ提供の仕方も広告主の販売を考えたものになりつつあります。
 今年も6月10日(月)から4泊6日の予定で、NY8社・団体を訪問する日本インタラクティブ広告協会(JIAA)協力のNY米国インターネット広告市場視察の第20回を行います。この視察、JIAA協力ですが、JIAAの会員でなくとも参加可能です。
 昨年は企業単位でのデジタルトランスフォーメーションをテーマにしましたが、今年は上記のような業界の変化を踏まえて、もっと業界としてデジタルトランスフォーメーションがどのように起きているかに注目をしてセミナー、企業・団体訪問を実施します。セミナーでは、Amazon Marketing Servicesを始めとして、新しいサービス、AI・音声などの新規テクノロジー、データの登場が広告・メディア業界をどのように変革しているか、それが既存のプレーヤーに対してどのような変革を迫っているのか、そして、実際に企業やサービスがどのように変革したのかを解説します。企業・団体訪問では、Amazonの広告・マーケティングサービスの登場がどのようにアメリカで利用され業界を変革しているか、ストリーミングサービスのHuluで同社がTVCM購買のオーディエンス化を推し進め、リーチの考え方を変革しているかを尋ね、デジタルエージェンシーRokkanで製品・サービス開発の手法を変革したりスタートアップでのアジャイル開発手法をどのようにクリエイティブ、キャンペーン開発に利用しているかを学び、AI広告・マーケティングプラットフォームAlbertがどのように広告運用業務を変革しているか、そして業界団体IABではメンバー企業のデジタルトランスフォーメーションの様子や、詐欺・ボット・GDPRなど業界の課題をどのように解決しているかを学びます。企業訪問には日本語通訳が付き、私が同行して内容について解説、質問へのお答えをしますので、英語が苦手という方でもご理解頂けます。
 この視察、過去にも非常に高い評価を頂いておりまして、過去のNYでの視察参加者から事後のアンケートに寄せられた内容には下記のようなものがあります。
・「デジタルトランスフォーメーション」(織田さんの仰っていた)ことが、今まさに自分が日々の業務で壁に感じていたことで、翌日からの視察への良い準備になりました。
・アメリカで最先端を行く企業の1つとして、日本との差をとても感じた。(規模・組織体制・理念・諸々すべてに対して)ちょっと圧倒されてしまいました。多分、日本でD通やH報堂さんに同じようなMTGをしてもらっても、こういう気持ちにはならなかったと思う。貴重な経験でした。
・代理店業をしている身として、考えさせられる内容が多かった。データの透明性を担保しつつ、広告主の事業拡大に貢献できるような代理店の働き方、今後さらに習得すべきスキルセットなどを認識できました。
・パブリッシャーという枠を超え、文化を作っているのが大変魅力的でした。日本では災害や事故のニュースにスポンサーをつけるのは到底難しいと思います。Micが若者たちの共感を得て、文化を作っている、受け入れられているからこそ反感なく、あのようなプロモーションができているのだと思います。
・まずとても楽しみにしていたのでUSのトップに会えたこと自体がうれしかったが、デジタルトランスフォーメーションの方法、また会社の作り方まで今後真似していきたい。

 締め切りが4月1日(月)で、参加者が25人を越えるとスタートアップ企業に行きにくくなり申し込みを制限することがありますので、ご希望の方は早めにJTBコーポレートの中川さん、井上さんにご連絡を頂ければと思います。下記に今回の視察の概要、資料へのリンク、訪問予定企業のリストをつけておきます。ぜひ参加をご検討ください。

 デジタルメディアストラテジーズ 織田


<募集概要>
旅行期間 :2019年6月10日(月)~6月15日(土)<4泊6日>
■ 訪問都市 :ニューヨーク
■ 募集人員 :25名様
■ 最少催行人員:15名様(この人数に達しない場合、当視察の催行を中止する場合がございます。)
■ 申込締切 :2019年4月1日(月)

<お問い合わせ・お申込み>
株式会社JTB 新宿第二事業部 営業第四課
〒163-0426 東京都新宿区西新宿 2-1-1 新宿三井ビルディング 26F
電話:03-5909-8114 FAX:03-5909-8139 E-MAIL: s_nakagawa071@jtb.com
担当:中川・井上/ 総合旅行業務取扱管理者:後藤 正喜
[営業時間]午前 9 時 30 分から午後 5 時 30 分(土曜・日曜・祝日休業)

<募集案内パンフレットおよび参加申込書>
■日程表、訪問先候補などはこちらをご参照下さい
http://www.jiaa.org/dbps_data/_material_/common/jiaa/jiaa_studytour21.pdf

■参加申込書はこちらをダウンロードください
http://www.jiaa.org/dbps_data/_material_/common/jiaa/jiaa_studytour21_entry.xls


<訪問先企業候補>
Amazon:広告プラットフォーム
今やアメリカでの製品検索の54%がAmazonから始まっているが、メーカーやマーチャントをサポートするための検索やディスプレー広告商品をAmazonでは用意している。広告主はどのように利用されているのか、また音声利用など将来的なテクノロジー展望は、などについて訊ねる。

Hulu:ビデオストリーミングサービス
オリジナルTV番組制作が活発化しているストリーミングTV・映画業界であるが、3つのメディアグループにより設立された Hulu は広告モデルやケーブルTVからすると少ないチャネルを組みあわたサブスクリプションモデルを組み合わせ、ユニークなサービスを提供している。現在の業界動向と Hulu の立ち位置について訊ねる。

Meredith:媒体社
People、Money、Sports Illustrated、Parents、Martha Stewart Livingなどの雑誌ブランドをデジタル展開したり、Allrecipesなどのデジタルブランド、地方TV局を運営するMeredithは、定期購読のCRM とオンラインデータを組み合わせてデータドリブンで、ビデオに力を入れた媒体社として知られている。どのように従来型媒体社からの脱却を行なったのかを聞く。

Twitch:e スポーツストリーミング
ビデオ競技を中継するeスポーツが日本でもかなりの盛り上がりを見せているが、Amazon傘下の Twitch はそのトップメディアである。毎日のアクティブユーザーが1500万人、81.5%が男性、55%のオーディエンスが18-34歳と非常にターゲットされたメディアで、220 万のeスポーツプレーヤーが自分たちのプレーを中継している。なお日本でも広告商品が展開されている。

Chartbeat:コンテンツ解析
媒体社のコンテンツや広告主のブランデッドコンテンツが、どのような層に読まれたり、視聴され、メールやソーシャルメディアで共有され、結果的にどのような効果を出しているかの解析は今や必需品になってきた。
The New York Times、CNN、LeMondeなどが使うコンテンツ分析のスタンダードともなっているChartbeatで、コンテンツやキャンペーンの成功をどのように考えたら良いかについて尋ねる。

Rokkan:デジタルエージェンシー
2000年設立のデジタルエージェンシーRokkanは、2012年にPublicis Group傘下に入ったが、2018年には4度目のAdAge誌から注目のエージェンシーとして選ばれている。アジャイル開発手法を用いたクリエーションエージェンシーとして、Coca ColaやCadillac、AmEx、Verizonなどの業務を行なっている。

Albert:AI マーケティング
AIを使ったマーケティングプラットフォーム Albert は、ターゲットセグメントの設定、クロスチャネルでのメディア購買、テストと最適化などを自動化したツールである。Harley DavidsonのディーラーやDoleなどが 99%以上アクティブユーザーを増やしたり、87%売上を向上するなどの実績を出している。

IAB:業界団体
業界団体として、広告・コンテンツ・デジタルビデオなどのスタンダードの構築や業界ガイドラインを作っているが、同時に同団体が運営するカンファレンスではメディア、エージェンシー、広告主向けにデジタルトランスフォーメーションなどのトピックがよく取り上げられている。アメリカでの業界のデジタル化やデジタル広告の現在の課題(ボット・広告詐欺、Viewability、GDPR 対応、広告の品質)などについて尋ねる。

ただし、上記は訪問を保証するものではありません。

February 14, 2019 | Permalink | Comments (0)