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2017.02.13
「次世代コンテンツマーケティンツとビデオ広告」をテーマに、米国視察行います!
今年も6月12日(月)から4泊6日の予定で、NY8社・団体を訪問する日本インタラクティブ広告協会(JIAA)協力のNY米国インターネット広告市場視察の第19回を行います。この視察、JIAA協力ですが、JIAAの会員でなくとも参加可能です。
今年のテーマは「次世代コンテンツマーケティングと新たなビデオ広告」。初日のセミナーで解説させて頂きますが、欧米ではコンテンツマーケティングで記事やビデオだけではなく様々なフォーマットが使われるようになったり、Owned、Earned、Paidを含めた統合的なアプローチでアトリビューションをAI(人工知能)を使って行ったり、また、TV番組・広告の視聴行動や購買行動からTVやビデオ広告のプランニングをするなど、新たなブランディング広告の考え方が浸透しています。このような状況を、ミレニアル世代・Z世代に使われているSnapchatや、トップコンテンツマーケティングエージェンシーMXM、人工知能でのコンテンツ分析のOpentopic、オーディエンスベースのTVCMプラニングサポート企業のTiVo Research、エージェンシー傘下のR/GA Venturesなどを訪れ、それぞれのサービスやテクノロジー、業界でのイノベーションの状況、トレンドなどについて学びます。
この視察、過去にも非常に高い評価を頂いておりまして、昨年のNYでの視察参加者から事後のアンケートに寄せられた内容には下記のようなものがあります。
- (セミナーで)各社への訪問前にメディアトレンドを大づかみで解説頂けた事で、2日目以降の内容が頭に入ってきやすくなった。ネットメディア、ネット広告の全体が俯瞰できた。
- メディアトレンドや課題などを把握することができ、刺激になる考え方に多く触れられた。
- コンテンツのクオリティを保つことで成長していて、テクノロジー等の進化も大切だが、根本的に大切なことはユーザーが見たいと思うものをしっかり作る事の大切さを改めて気づけた。
- コンシューマとビジネスの視点が両輪であること、イノベーションは売上だといわれた事が当たり前ではあるものの、腹落ちした。
締め切りが4月3日(月)になりますので、ご希望の方は早めにJTBコーポレートの瀬川さん、石合さんにご連絡を頂ければと思います。下記に今回の視察の概要、資料へのリンク、訪問予定企業のリストをつけておきます。ぜひ参加をご検討ください。
デジタルメディアストラテジーズ 織田
<募集概要>
■旅行期間 :2017 年 6 月 12 日(月)~6 月 17 日(土)<4 泊 6 日>
■訪問都市 :ニューヨーク
■募集人員 :25 名様
■最少催行人員:15 名様(この人数に達しない場合、当視察の催行を中止する場合がございます。)
<お問い合わせ・お申込み>
■株式会社JTBコーポレートセールス 新宿第五事業部 営業第四課
■〒163-0426 東京都新宿区西新宿 2-1-1 新宿三井ビルディング 26F
■電話:03-5909-8114 FAX:03-5909-8139 E-MAIL:[email protected]
■担当:瀬川(セガワ)・石合(イシアイ)
<募集案内パンフレットおよび参加申込書>
■日程表、訪問先候補などはこちらをご参照下さい
http://www.jiaa.org/dbps_data/_material_/common/jiaa/jiaa_studytour19.pdf
■参加申込書はこちらをダウンロードください
http://www.jiaa.org/dbps_data/_material_/common/jiaa/jiaa_studytour19_entry.zip
<訪問先企業候補>
■Snapchat:ソーシャルネットワーク
今や欧米のZ世代の主要ソーシャルネットワークとして、広告主に数々の広告メニューとマーケティングの機会を提供。TacobellやGatorade、Kraftなどは、独自のSnapchatレンズを用意して、ソーシャルキャンペーンを推し進めている。新しいコンテンツマーケティングやソーシャルコミュニケーションについて尋ねる。
■MXM: Meredith Xcelerated Marketing:コンテンツマーケティングエージェンシー
Shape、Allrecipes、Better Homes &Gardenなどの雑誌・オンラインサイトを手がける大手雑誌社 Meredith傘下のコンテンツマーケティングデジタルエージェンシーMXM。コンテンツやアプリ開発の社内リソースを利用し、Kraft、Chrysler、Lowe’sなどに革新的なコンテンツマーケティングサービスを提供し、iMediaConnectionやContent Marketing Instituteから、コンテンツマーケティングエージェンシーのトップとして選ばれている。
■OneSpot:ネイティブ広告
マーケティングコンテンツは、OwnedやEarnedメディアだけではなく、Paidメディアも使って統合的にターゲット層に届けていき、それもユーザーの購買ファネルでの段階を考えて提供するコンテンツの順序を最適化し、エンゲージメントを高めることが必要となっている。IBM、L’Oreal、Nestleなどが同社のプラットフォームを使い、統合的なコンテンツマーケティングを行なっている。
■CNN:TV 局
傘下にモバイル・ソーシャル向けオリジナルコンテンツ制作部隊CNN Digital Studiosを構築し、若い層へのコンテンツ作りを行いながら、ネイティブ広告を積極的に展開し始めている CNN。オーディエンス分析を取り込みながら、TV も含めたマルチチャネルでの対応を推し進めている。
■Opentopic:人工知能コンテンツ分析
AI(人工知能)はコンテンツマーケティングにも使われるようになってきている。IBMワトソンを使い、Time誌の購読を高めるキャンペーン向けのコンテンツの分析や最適化を行ったり、Unileverに対してエンゲージメントを高めるコンテンツの推奨などを行い、効果を上げている。
■TiVo Research:オーディエンスベースの TVCM プランニング
TVCMも購買行動に連動したオーディエンスターゲティングがアメリカでは可能になっている。同社はパッケージグッズ、自動車、医療メーカーなどに、オーディエンスの購買行動からどこにスポットCMを流すことが最も投資対効果を上げることが出来るかを同社のデータからアドバイスしている。
■R/GA Ventures:インキュベーター
多くのクリエイティブなデジタルマーケティング施策を仕掛けるデジタルエージェンシーR/GA傘下のスタートアップ投資部門。E コマース、マーケティングテクノロジー、デジタルエンターテイメント、スポーツ、AI、モバイル、IoT などに焦点を当てたスタートアップ育成プログラムR/GA Acceleratorを実施し、次なるマーケティングテクノロジー企業を育てている。デジタルエージェンシーがスタートアップ投資をやる意義、その後の展開などについて尋ねる。
■IAB: 業界団体
業界団体として、コンテンツマーケティング、ネイティブ広告、デジタルビデオなどのスタンダードの構築や業界ガイドラインを作っているが、アメリカでのコンテンツマーケティングのトレンド、新たな関心事として偽ニュースやViewability、アドブロックなどの課題について尋ねる。
ただし、上記は訪問を保証するものではありません。
February 13, 2017 in Announcement | Permalink | Comments (0)