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2007.01.10

今日の解説:DRMの死は避けられない

 先日も「パッケージメディアvs対話メディア」というポストで話をさせてもらったが、従来のメディア業界では、著作権を厳密に守り配信経路を守るという形でビジネスを行っており、DRMは彼らにとってとても重要なものだ。だが、対話メディア(ソーシャルメディア・CGM・UGC何でもいいけど)は全く違った考え方で運営されている。
 従来のマスメディアは、「希少価値の経済」であり、他にメディアが無くて情報やエンターテイメントが欲しいときに消費者はお金を出し、あるいは広告が入ったコンテンツを無料で見ていたため、DRMという考え方はとても重要であった。だが、これだけ情報があふれ、YouTubeのようにちょっとしたエンターテイメントが存在し、ネットが普及してコンテンツの配信経路を独占するということができなくなった環境(有り余るほどもののある経済)では、消費者のアテンション(関心度)を得ることの方が重要で、クチコミやバイラルで広がっている対話メディアのユーザーが一気に伸びたのだと考える。

January 10, 2007 in Analysis | Permalink

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Comments

では、コンテンツを持つ人間の収入源は何があるのか、ということなんですが、最近私の周りでにわかに個人間決済がもりあがっています。
http://www.chipin.com/
とか、まだプロトタイプなんですが、デジタルコンテンツを売買するサイトをパロアルトの友人が立ち上げたりしてます。
面白いとか有益だと思われるコンテンツが個人間で売買されている、ということは音楽レーベルや出版業界にそれなりに影響がでるものと思われます。
Google Musicとかできんのかなぁと雑感でした。

Posted by: YM | Jan 22, 2007 1:35:58 PM