« AOL:オンラインリアリティ番組「The Biz」 | Main | 英250の新聞サイトがeBayに対抗 »
2005.09.01
今日の解説:MicrosoftもTeleo買収でPay per call参入か
昨日もGoogleが雑誌の広告に参入したことでPay Per Call(PPC)のテストかという話をしたが、近所のパン屋さんや配管屋さんというような、今までオンライン広告にあまり関連のなかったところが、イエローページに出すような感じでオンライン広告がしやすくなるというところが狙いで、AmazonのA9などもすでに始めている。基本的にオンラインでの広告をクリックする(あるいは電話番号が表示されユーザーが電話をする)と店の番号につながるわけだが、その通話があって広告の課金が行われるという広告主側がリスクをとらない形の広告である。IP電話(VoIP)技術が進んだお陰で、今までよりも安く運営できるようになったため、媒体社側でも提供できるようになったのだと思われる。
ユーザーはオンラインの広告をクリックするだけだが、通常、広告主側は通常の電話番号であるため、IP-IPではなく、IP-電話サービスを提供できるところが必要で、それでMicrosoftとTeleoの合併からこのPPCの話が出てきている。先月初めには、Yahoo!がVoIP, Inc.の一部WQN, Inc.の資産などを買い取ったという話もあり、いずれもIP電話サービスとPPC広告への参入の可能性が見られる。
ここで残るのがGoogle TalkとSkypeだが、果たしてSkypeはGoogleにとって買収するだけの価値があるのか。
September 1, 2005 in Analysis | Permalink
TrackBack
TrackBack URL for this entry:
https://www.typepad.com/services/trackback/6a00d8341bfeba53ef00d83423969e53ef
Listed below are links to weblogs that reference 今日の解説:MicrosoftもTeleo買収でPay per call参入か:
» 新たな広告市場 from せーろくの気になるニュース
MicrosoftもTeleo買収でPay per call参入か [Read More]
Tracked on Sep 1, 2005 5:33:14 PM