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2009.03.08

[今日の解説]シアトルの新聞はオンライン版のみに

 うちもSeattle Post Intellligencer紙の長年の購読者である。この新聞の行く末はここ数年、紙面上でもかなり語られいて、何度も危機があり、結果的に競合のSeattle Times紙に広告販売、印刷、配送を委託するという形になり、競合に自分の運命を任せるような形になってしまったことが問題なのではと思う。
 ひとつの新聞が衰退していく過程を結果的に読者として数年にわたってみてきたわけだが、それは物理的な新聞“紙”で分かる。記録の意味も含めて、簡単に思い出せるだけでその変化を見ていくと。

  1. クラシファイド広告の激減 Craigs ListやeBayの影響だろうが、3年ぐらい前から売ります・買います・アパート貸しますなどの広告ページが一気に減っていった
  2. NPO広告の増加 無料で公共サービスとして出していると思われるが、そのような広告が目立ってきた。日本の新聞のようにダイレクトレスポンス系、通販系の広告はあまり多くないが。
  3. ページの減少 以前は10ページ近くあったビジネスニュースのページが2ページなどということも
  4. セクションの統合 アメリカの新聞はトップニュース、ビジネス、地元ニュース、スポーツ、ライフ・アートなどが分かれていて、それぞれが束ねられている形になっていることが多いが、Seattle Post Intelligencerは、今ではトップニュース+地元ニュース、スポーツ+ビジネス、と一緒になっている。スポーツ部分は以前あまり読まなかったが多少見るようになったという変化はあった。
  5. 新聞幅の減少 これはNYTimesでも起こっていることだが、使用する紙を削減するため新聞の幅が2割程度狭くなった。

 まだまだ考えるとありそうな感じだが、大きくはこんなところだろうか。僕自身はNYTimesとかWSJとかSeattle Timesをオンラインや携帯で読むことが多いので、Seattle Post Intelligencerもオンラインで読むだろうが、はたして現状の規模のオンラインだけの運営で地元ニュースをカバーしきれるのかが問題になるだろう。

シアトルの新聞はオンライン版のみに

March 8, 2009 in Analysis | Permalink

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