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2006.11.18

今日の解説:プロブロガーの誕生

 Google AdSense、eBay、Revver、Second Life、アフィリエートなどなど、ネット上の様々なサービスが個人にもたらしたものは、自立のための広告、販売・課金代行などのサービスのアウトソース化だ。従来なら、情報やコンテンツ、商品の配信・配送経路がマスメディアや大手流通網によって独占されていたため、個人としてコンテンツ提供や商品販売を行うには、それらの企業と何からの関係を持たなければできなかったが、ネットが大きな情報流通経路となった今、シアトルから日本の広告・ネット・メディア業界に向けて直接情報発信を行い、サービスの説明を行うことも可能になったわけだ。
 この環境はこの記事にあるように、ライター(ブロガー)をはじめ、ミュージシャン、ビデオ・映画製作者などのコンテンツ制作者に今までと違った方法で収入を得ることを可能にしつつある。従来は媒体社、レコードレーベル、映画配給会社が売り上げの多くの部分を取り、残りが制作者に渡っていたが、今では逆に消費者に対して直接販売したり(課金用の費用を一部支払う)、広告販売の部分をアウトソースすることができるようになり、多くのパーセンテージを手にすることができるようになり、少ない人数を顧客にしてもビジネスとして成り立つ環境が生まれつつある。つまり、タイトルにあるようにプロブロガーになり、独立して自分の成功や失敗を会社のトップに委ねることなく自分の努力で達成することが可能になったわけだ。
 日本では安定を求めてか、なかなか大企業から優秀な人が出ないと聞くが、このような環境が整っていくと徐々にそのような状況も変わっていくのではないかと思う。少なくとも、この記事の例のように実験的にはじめて成功したら独立するという人が出てくるだろうし、すでにネタフルの小暮さんのように仕事を辞める人も出てきている。
 そんな人がたくさん出てくる日本を想像するのはなかなか悪くない。

November 18, 2006 in Analysis | Permalink

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